女の子のうさぎさんの場合、子宮の病気の発生がとても多いことが知られています。子宮の病気といっても、ワンちゃんで多い子宮蓄膿症よりも、ウサギさんの場合は子宮内膜の過形成や子宮腺癌が多いとされています。病気が進行するまで無症状のことが多く、やっかいな病気です。
2歳になる前に避妊手術を行うことをお勧めしますが、3歳以降、高齢であっても手術可能なことが多いです。また、子宮の病気を発見した段階でも、他臓器への癌転移がみられなければ、治療として避妊手術を行います。
当院では、卵巣子宮摘出による避妊手術を実施します。基本的には日帰り手術で行います。 |
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手術によるデメリットとして、麻酔リスクがわんちゃん猫ちゃん以上に大きいこと、手術後の食欲不振や傷口を気にして舐めてしまうこと、手術後に太りやすくなってしまう可能性などがあります。 |
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